ゆうゆう、ゆりはま

ゆうゆうのひと

湯梨浜町

浮遊する感覚で、好きな時に好きなものを描く。

画家 内山依津花

内山依津花(いつか)さんは、静岡県浜松市出身。地元の高校のデザイン科で、本格的に油絵に魅せられた。「自分が描きたいものをただ描きたい」と、大きなキャンバスに向かい筆を走らせた。油絵科のある大学を探して沖縄へ。縁あって湯梨浜にやって来たのは4年ほど前のこと。松崎のゲストハウス「たみ」やカフェ「梅や」での魅力ある出会いに心を奪われた。人の良さとやさしい空気に刺激を受けて、鳥取→浜松→沖縄を巡回する個展も開催した。湯梨浜では絵の前でお年寄りに歌ってもらい、浜松では子供連れの同級生が参加。沖縄に渡る頃には、多彩に増殖した絵画と記録映像が完成。笑顔の多才は、枠を超えて自由に生きる天女だ。