神戸から嫁ぎ、「1つ訊くと3つ4つ答えてくれる湯梨浜の人たちに助けられました」と松本真弓さん。漁師である義弟が獲る東郷湖特産のしじみの中でも、14mm以上の粒よりを、夫が「鬼蜆(おにしじみ)」という名でブランド化。全国の有名料亭やレストランに販路を拡大した。さらに義母と二人三脚で取り組むのが、仕出し部門。町の会合や旅館の需要に合わせてお弁当作りにいそしんでいる。食材豊富な湯梨浜の中でも、大和しじみは宝だと思う。お客様から「味が濃い」「体調が良くなった」などと手紙をもらうと、本当にうれしい。「みんなで仲良く努めて、もっとたくさんの人においしいしじみを食べてもらいたいですね」
東郷湖の宝・大和しじみを、全国に届けたい。
