東伯郡琴浦町生まれの横山仁志さんがサーフィンを始めたのは、20歳のとき。毎晩8時9時まで波と格闘し、ハマった。25歳でオーストラリアに渡る。ゴールドコーストに着いた翌朝、窓を開けると、映像や写真でしか見たことのなかったビッグウェーブが目の前に。「パラダイスだ‼と思いましたよ」。1年間住むように暮らすことで、「苦手だった人とのコミュニケーションも、スムースにできるようになりました」。帰国後、縁あって湯梨浜のサーフショップを引き継ぎ、去年もアマチュアの大会で優勝。指導員の資格を取得し、スクールも運営する。「子どもたちには、庭で遊ぶように海で遊んで欲しい」「ここから、プロサーファーを出したい」。指導者としての夢も膨らむ。