ゆうゆう、ゆりはま

ゆうゆうのひと

湯梨浜町

1品1品、ていねいに。美味しい時間を過ごしていただく。

翠泉 料理番頭/若女将 牧田和己/牧田貴子

牧田和己さんは、料理自慢の温泉宿の3代目。調理師学校で出会った貴子さんを連れ帰り、「嫁が、板前の助手もできて良かったなぁ」と会心の笑み。貴子さんは兵庫県出身。小学生の頃から作るのも食べるのも大好きだ。この和風建築の宿で、お客さまにリピートしていただくには?と両親と4人で考えて、「料金を上げて」「宿泊は1日5組」「食事は3組」の形を選択した。「ソフト面を充実させれば単価を上げてもやれる」「経営者が板前、というのもうちの特徴です。出したいものが出せるのは強み」と胸を張る。「この頃よく、夫婦で顔が似てきたと言われます」。宿の自慢のひとつでもある桜の下で、よく似た笑顔が満開である。