泊港のそばにある「潮風の丘とまり」。グラウンド・ゴルフ発祥の地である。当時の村長が中心になって、補助事業採決のため国や県に働きかけ、1982年に「生涯スポーツ活動推進事業指定市町村」の指定を受けた。「そこから、私の所属していた教育委員会を中心に、高齢者も楽しめる新スポーツの開発が始まりました」。河本清廣さんはプロジェクトチームの一員として、“高齢者に相応しいスポーツ”の開発に奔走。そうして生まれたのが、「グラウンド・ゴルフ」だ。いつでもどこでもだれでも、グラウンドがあればできるゴルフは、高齢者を中心に、全国的に普及していく。次の夢は、グラウンド・ゴルフの国際組織を作ること。「ナイス・トマリ!」を世界へ。