ゆうゆう、ゆりはま

ゆうゆうのひと

湯梨浜町

「おいしい」と思う自分の舌を信じて育てています。

センコースクールファーム鳥取 長谷川裕子

転職を考えていたある日、職安で、「きのこ栽培」の募集広告を見つけた長谷裕子(ゆうこ)さん。「きのこは大好き。だからいいかな」と軽い気持ちで応募し、採用された。農業の経験もなく、本やネットで調べて頭でっかちになりそうだった時に、広島での舞茸作り研修の機会を得た。茸まみれな生活の中、指導者の「理屈より、からだで感じなさい」の一言が、響いた。自分の目で見て、いいと思う株を収穫し、塩コショウだけで軽く炒めて試食したら、驚くほどの歯ごたえと風味。感動した。それから8年。「これだ!!」と思える舞茸を世に送り出している。「自分がおいしいと思ったものを、多くの人に食べてもらいたいという欲が出てきました」